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特集
グラフィックデザイナー ロッタ・クールホーンさん
スウェーデンスタイル2006 〜もうひとつの楽園〜 『日々の暮らしに、楽園を見つける。』
スウェーデンは家の外も中も“もうひとつの楽園”。 グラフィックデザイナー ロッタ・クールホーンさん

スウェーデン大使館で開催された"WallFlowers"展で初来日したグラフィックデザイナー、ロッタさんに、ライフスタイルや生活空間についてインタビュー。
作品から受ける印象と同様に、スウェーデンの夏の太陽を思わせる明るい笑顔で答えてくれました。

Q: ロッタさんの活動拠点は?

「私が生まれ育った町は、スウェーデンの首都ストックホルム。他の土地でも暮らしたことはありますが、もうずっと自宅もオフィスもストックホルムです。自然も多いし便利で生活しやすいですね。私、意外と都会っ子なんですよ」

Q: お住まいは、どんなところですか?

「ストックホルムにある大きなアパートに住んでいます。天然光が射し込んできて、とても気持ちがいいですよ。ちなみにクラブも近いんです」
ロッタさんは音楽が好きで、とくにエルビスプレスリーの大ファン。そのエルビスが活躍したアメリカの50年代を彷彿させるクラシカルなデザインエッセンスは、自宅の壁紙やベッドカバー、そしてロッタさんの作品にも反映されている。
キッチンは、ロッタさんご自慢のスペース。ご主人の趣味はパンづくり。その中で、よく作るのはサワーブレッド。逆三角形のビンテージのスケール(秤)は、「スウェーデンで1930年頃に店頭で量り売りに使われていたもので、ニューヨークのフリーマーケットで見つけて思わず購入しました。スケールは、思い出ぶかいアイテムで、子どもの頃、父がつくってくれたパンが美味しかったっけ…」
クラシカルなシャンデリア、白いキャビネット、家族みんなが座れる大きめの木製テーブルに、木の色に合わせた白い椅子。そして、面ごとに変えられた薄いピンク色やキッチングッズをモチーフにした遊び心のあるパターンの壁紙との斬新な組み合わせ。ロッタ流スウェーデンスタイルだ。木幅の太い床がお気に入りという。近々、定期的なメンテナンスで、壁紙を張り替える予定で、今度はハンナの壁紙にしたいと思っているそう。「私はキャンドルなどの雑貨も好きで、それに自分で絵を描くのも面白い。シンプルなものに手を加えることが好きなんです」そんな家の中にある小物のひとつひとつも、ロッタさんにとっては生活を楽しくする必需品なのだろう。「寝室では、大好きなおばあちゃんから貰った古いベッドを使っていて。IKEAなどのテキスタイルやシンプルなファブリックにアンティーク家具を組み合わせるのも好きですね」
1番家のなかで好きな場所は「リビング」。赤い壁紙をベースにした、落ちついた色合いがリラックスできるから。家族が集まって、ソファでテレビを見るのも楽しいひとときだとか。

玄関
リビングルーム
キッチン:逆三角形のビンテージのスケールが目を引く

Q: スウェーデンでのオフの過ごし方は?

「スウェーデンの冬は寒くて長いんです。ストックホルムの山の上には、雪が積もって雨や嵐も多くて。だから、ほんとうに春が待ち遠しい!太陽の輝く夏は、憧れの季節です。毎年夏になると家族でゴットランド島(※バルト海に浮かぶスウェーデン最大の島。中世都市ヴィスビューは古い城壁などが有名で世界遺産に加えられた)に滞在します。そこに畑をもっているんですが、葡萄などのフルーツが実り、野菜もみんなで収穫します。大好きな花々も美しくて、自然公園みたいな島なんですよ。普段の休日は、息子のサッカーの試合を兼ねて家族でピクニックしたり。女友達とスパ(ハンマム)に行くのも安らぎの時間です」

Q: ストックホルムでおすすめショップは?

「"EAST"という、まさにストックホルムの西にある、お寿司などの日本食やアジアの料理が食べられるレストランによく行きます。床に座るスタイルで、お膳で料理が出てくるスシ・プレイスです。障子などの日本のスタイルは、シンプルでスウェーデンでも人気があるんですよ。ソーデルマルム(東京でいうと下北沢や中目黒、NYでいうとブルックリンのようなエリア)でのお買い物も好き。特に"SOFO"は、小さなビルの中に沢山のビンテージショップや雑貨屋が入っていて、よくショッピングブレイクしますよ」

スウェーデン周辺の大きな本屋さんに行くと彼女のデザインしたブックポケットがディスプレイされているそう。

Q: 仕事と家庭の両立は大変では?

「もちろん家族も好きで大切ですが、私、仕事も好きなんです。だから苦には感じませんよ。仕事的にいうと、スウェーデンスタイルが浸透していなかった時代(80年代前半)には、苦労がありました。しかし1990年代から人々がデザインについて語り始めるようになって、おかげさまで右肩あがり(笑)家族との時間と仕事の時間、シーソーのようにつくっているんです」家族との絆を大切にしているロッタさん。「私、いまのオフィスをファミリーカンパニーにしようかな!自分がもっているものや培ったものを、子供に与えて共有するって…いいでしょ?(笑)」

ロッタさんの傍らには、いっしょに来日したファミリーも勢揃い。
「夫のホークニはクライムノベルスの小説家。いつも家で執筆しています。長男のファビアンは19歳で高校3年生。次男のシーゲッツは17歳。二人ともアートを勉強しているんです。シーゲッツって名前は、夫婦でつけたのですが、じつはペット呼び名みたいな響きなんですが、本人も珍しいからと気に入っているようですね(笑)3男のフォルケは10歳。まだまだママにべったりの甘えん坊、なのよね?」フォルケくんの夢は「サッカー大好き。ユングベリ(スウェーデンでイケメンと名高いサッカー選手)みたいになりたい!」のだとか。
fabians room
長男と次男の部屋には、ロッタさんが生地を張り替えた、ガレージから持ってきた椅子が置かれている。友人に誉められるお気に入りの空間。三男のフォルケくん「ママが僕の部屋の壁にはったエルビスのポスター、ほんとはユングベリかポケモンにしたいんだけどな…(笑)」
sigges room

Q: 日本や東京の印象は?

「初来日でまだ10日目ですが、人がとてもフレンドリーでいいなと思います。そして治安がよいと感じます。動きは速いけれど、人が自分の足で立っているという印象を受けました。デザインは、街のショップの看板に使われている、アイコン(ロゴマーク)がとても魅力的ですね。街頭にあった提灯も素敵でした。
観光では真っ先にキディランドへ!ポケモンのキャラクターが好きだったので(笑)。そこでフィンランドのキャラクター、ムーミンの風船を購入しました。おもちゃ博品館(※銀座)にも行かなきゃ(笑)伝統工芸のパターンが見られる"INDEN-YA"にも行く予定。ミニチュアの食べ物のサンプルにも興味があるし、100円ショップも大好き!私は、古い伝統的なものもモダンなものも、どちらも好きなのです。」

今回の日本での新しい体験や出会いが、ロッタさんならではの感性でこれからの作品にどのように反映されるのか、楽しみである。

ロッタ・クールホーンさん プロフィール

グラフィックデザイナー。
ストックホルムにあるコンストファック(The University College of Arts,Craft and Design)で学び、現在ストックホルムにオフィスを構え本の装丁を中心に活躍。
「最も深淵な本でさえ、デザインに注目する人々の目をひきつけることができる何かがあり、それにより多くの人に見てもらうことができる」という考え方で、クラシカルななかにも大胆でモダンな感覚が息づくパターンを配したブックカバーをデザイン。そこには、最新の美的理想への疑問が投げかけられている。Bonniers、Norstendts、Pocket ShopやManpocketなどの出版社や、IKEA、Beaumondeなどを顧客にもつ。

◇ロッタ・クールホーンさんホームページ
http://www.lottakuhlhorn.se/first.php

ロッタ・クールホーンさんカバーデザインのフリーノートを5名様にプレゼント!
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エントリー期限:
2007年1月31日(水)
ご応募はエントリーフォームから

ロッタ・クールホーンさんサイン入り!
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「スウェーデンスタイル2006 〜もうひとつの楽園〜」のメイン会場、スウェーデン大使館内で限定販売されていた、ロッタ・クールホーンさんのオリジナルテキスタイルデザインがプリントされたキュートなフリーノート(サイン入り/size20×12.7cm)です。
※カバーデザインは指定できません。おまかせください。

エントリー受付は終了しました。
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