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器としての利点 (1)熱さが伝わりにくい (2)温かいものが冷めにくい (3)冷たいものが温くならない (4)適度に蒸気を逃がしてくれる (5)落としても割れにくい
お手入れ方法 小沼さん宅では、木の器をざっくり!使っています。漆塗りは特に丈夫なので、ピカピカなままをもとめなければ、おおざっぱに使っても大丈夫。おすすめはしませんが、ちょっと水につけっぱなしにしたりすることもあります。もちろん歪みます。ご夫婦は、木目に沿って少しずつ歪んでいくのが愉しみだそうです。そんな歪みを愉しめるのは、木の器だけです。
──木は生き物っぽくて面白いです。 木の変化で、湿気が増えたなぁとか季節を知らされますね。冬は床がすかすかになってゴミがたまったり、夏になるとゴミがたまらなくなったり。季節によっての変化もそうだし、樹脂が出たり匂いもするので、木が生きているのを実感しながら生活しています。
小沼 智靖(こぬま ともやす)さん 木漆芸作家。画家。 (株)中川ケミカル/スーパーマテリオ事業部顧問。 1965年埼玉県生まれ。東京芸術大学院油画専攻修了後、造形作家・グラフィックデザイナーとして活動。 99年から本格的に木工作品に取り組む。2002年『小沼デザインワークス』設立。主に漆で仕上げた木の家具・木の器を発表している。
小沼 のりこ(こぬま のりこ)さん コーディネーター。(株)中川ケミカル/CSデザインセンター顧問。 1966年東京生まれ。京都市立芸術大学院修士、芸術学修了。 Essex大学(英)MA取得。美術館の展示デザイン、美術教育を学ぶ。ギャラリー勤務、子供のアトリエ経営、美術書出版社勤務、インテリアコーディネーターを経て、『小沼デザインワークス』設立に加わる。
小沼デザインワークス http://kinoutsuwa.com