|
とにかく自由に。そして自分でやるから面白い。
絵の飾り方ですが、日本だと、モデルルームのようにミニマムなリビングに1点だけ、というパターンが一般的なのではないでしょうか。
でも、アメリカの家に招かれて日本と一番違うなと思うのは、とにかく自由だということ。壁という壁に大小バラバラの絵や写真がたくさん掛けられていて、油絵でも、バラバラの額でコラージュするみたいに。例えば、これはニューヨークのビルの壁面です。ポスターがベタベタと、こんな感じ。
難しいと感じているなら、まずはどこか一つ、この壁だけは飾る壁、と決めて、安いポスターやシーズン毎のグリーティングカード、カレンダー、友人の写真なんかで練習してみてはいかがでしょう?
貼って剥がして…ごちゃごちゃと張り替える。壁に掛けなくても、本棚やイーゼル、ピアノの上…意外な所に無造作に何枚も重ねて床に置いてもいい。
あとは番外編として、飾る場所がないと思っても、ガラス張りの食器棚の扉なんかは、立派なギャラリーとして見せ場になります。色面と構図を工夫して、適当にビジュアルを合わせてみて。
ちょっとした写真や絵だけでなく、お気に入りの缶詰のパッケージだって、立派なアートになります。こういうものは好き好きだから、楽しみ方は無限大です。そして自分でやるから面白いのです。
アートは、住空間を飾るもの。
アートの目的はシンプル、家の中を飾るため。原始人だって、住居(洞窟)の壁に描いた(笑)。もちろん宗教的意味合いなどもあったと思うけど、単純に、美しくて気に入ったものを見て、生活を実りあるものにしたいからじゃないかな。アートは特別なものじゃなく、日常の生活と密接なものだと思います。
|