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 staff report 日本科学未来館 企画展「お化け屋敷で科学する!」
2009/06/08

staff report「お化け屋敷に行って来ました!」

小さいころ、おばあちゃんの家に遊びに行くと、いつも二階の長い廊下の突き当たりにある おじいちゃんの部屋と床の間のある和室がとても怖かった記憶があります。 ちょっと暗くてじめじめしていて・・・特に何かを見たり、聴いたりしたわけではないのに、 薄気味悪くて一人では近づけませんでした。
私だけかな?と思っていたのですが、親せきの子どもが遊びにきたときも、 決まってその場所を嫌がり、時には泣き出すのでした。
日本人の家は、お化け屋敷になりやすい?
(「百物語化物屋敷の図」国芳画、東京国立博物館蔵)
“お化けが出る”といわれる場所は、家だけでなく、学校にも沢山ありました。 トイレ、理科室、音楽室、資料室・・・なんとなく共通性があるようなないような。 もしかしたら、人は共通して、“怖いと感じる場所”を持っているのかもしれません。

そんな謎を解き明かすべく、今回は人を怖がらせる場所の代表、 “お化け屋敷”に行ってきました!

お化け屋敷を体験する

お邪魔したのは、日本科学未来館の企画展 「お化け屋敷で科学する!― 恐怖の研究」。
なんでも人間が恐怖を感じるポイントを押さえたお化け屋敷とのことで、 入場ゲートには開館直後から親子連れで長い行列が出来ていました。待っている間、中から大きな音と悲鳴が連続して聞こえてきて・・・平静を装いながらも心臓はバクバクです。
長い行列。中からは悲鳴が聞こえてきます。
お化け屋敷の企画・制作を担当したのは、フジテレビ「お台場冒険王」で お化け屋敷を手がけるスタッフの方々。日本科学未来館らしく、舞台は寂れた研究施設で、 「実験室」「飼育室」「薬品庫」など、薄気味悪い部屋を一つ一つ自力で進んでいくと、 合計9か所の仕掛けが待っています。
私はというと・・・そのほとんどの仕掛けにことごとくひっかかり、 叫ぶわ飛ぶわ逃げるわと外に出たときには汗だくになっていました。
真っ暗な部屋。自分で扉を開いていきます。

恐怖の感情を解き明かす

それにしても、何故私はこんなに怖がってしまったのでしょうか?
実は、今回の企画展は、そんな謎を解き明かす「恐怖の研究」がメイン。 お化け屋敷の出口は、科学トピックス学習エリアと一体になっていて、 実際につい先ほどまで自分が体験していた「恐怖」という感情を、 脳の仕組みから詳しく解説してくれるのです。
学習エリアには、黒板風の展示物で、詳しく恐怖について解説
恐怖は、人間だけでなく多くの生物が持っている非常に原始的な感情の一つ。 怖いものや危ないものに直面すると私たちの体は「闘争・逃走反応」という、 闘ったり、逃げるための準備をします。
その「危険だ!」という指令を出すのが大脳辺系の「扁桃体」という部分です。 脳の入り口に近い部分にあり、とても大切な場所だということがよくわかります。
青い部分が「扁桃体」。人間だけでなく多くの動物にとって重要なところ。
いかにも怪しげなベッド。
わきを通らないと出口にいけません・・・。
扁桃体が活性化すればするほど、人間は恐怖を感じやすくなります。何もないところで、突然驚かされ ても多少びっくりはするものの、怖いとは思いません。しかし、来るぞ!来るぞ!と思っているとドキ ドキして、ささいなことでもすごく怖く感じる。お化け屋敷は、如何に扁桃体を活発化させ、驚かせる かを考えられて作られているのですね。
行列に並んでいるときに中から聞こえた悲鳴や物音。ここからすべては始まっていたのです。
(ちなみに、今回の企画展は「科学的につくられたすっごく怖いお化け屋敷」というイメージをもって くる人が多いため、普通のお化け屋敷よりも余計に怖がる人が多かったそうです。
そして、私もその一人・・・。)

人の顔に敏感な私たちの脳

実は、今回のお化け屋敷の仕掛けは、この扁桃体のはたらきを上手く活用したものでした。 例えば、不気味に浮かびあがる人の顔の仕掛け。怖いのに、何故か目が離せなくなってしまいます。

人間は集団で生きる動物です。そのため、仲間の表情を読むことは生きていく上で非常に重要なこと。 扁桃体は、顔の表情を読むときにもはたらくことがわかってきました。特に怯えた表情を見ると活発になるそうで、 誰かが怖がっていると、自分も怖くなってくるのはこのせいかもしれません。

また、顔の形そのものや視線にも非常に敏感です。○が三つ並んでいるだけで、 人の顔に見えてしまうこともよくありますよね。 そういえば、おばあちゃん家の和室の壁のシミ・・・顔みたいに見えたっけ。
突きあたり浮かぶ「顔」。それに気を取られていると・・・。
扁桃体に異常が生じると、人の表情を読めなくなるそうです。

遺伝子に植えつけられた恐怖

ネズミは猫を怖がります。
でもこれは経験から学んだわけではなく、ネズミの脳には猫の匂いを嗅ぐと反射的に逃げ出す回路が 生まれつき備わっているから。そのため、遺伝子操作でこの回路を壊すと、 猫を怖がらなくなってしまいます。

人間の場合は恐怖の感じ方や恐怖の対象が、人によって異なることも多いのですが、 暗いところや水辺、高いところなどを怖いと感じる人が多いのは、 昔々に命を落とす危険があった場所だと、遺伝子に刻み込まれているからかもしれません。
薄暗い廊下やトイレが怖いのはこのせいかも?
猫を怖がらなくなったネズミ
科学トピックスにある「観察室」
怖がり方は人によって違います。

恐怖は記憶されやすい

とても怖かった出来事は、何年経ってもずっと覚えていませんか? 扁桃体が強くはたらくと、記憶をつかさどる「海馬」に情報が伝わりやすくなります。 そのため恐怖の体験は、強い記憶として私たちの大脳に刻みこまれるのです。 危険なものに二度と近付かないようにするためのこの仕組み。 「トラウマ」にも、ちゃんと理由があるのですね。
もしかしたら、ホラー映画や怪談などに出てくる「お決まりのパターン」は、 その小さなトラウマの積み重ねによるものかもしれません。
赤い光が浮かび、サイレンが鳴り響く・・・
私たちが記憶している危険を知らせる信号です。
中世では、大切なことを記憶するときに、子どもを川に投げ込んだとか
澄んだ空気、光が差し込む窓、解放的な間取り。私たちは住まいに快適さを求めています。その一方で、わざわざ正反対の空間であるお化け屋敷に足を運び、心霊特集を見て、怪談話を楽しみます。それは私たちが、心のどこかで「恐怖」という感情を大切だと思っているからかもしれません。
企画展の最後にこんな素敵なメッセージがありました。
「あなたには怖いものはありますか?まずは、「怖い」と思う気持ちを大切にしましょう。
そしてなぜ怖いのかを考えてみてください。」
この夏は、お化け屋敷に足を運んで、自分の恐怖と向き合ってみてはいかがでしょう?
【Information】
会            場日本科学未来館 1階企画展示ゾーンa
会            期2009年6月22日(月)まで
開  館  時  間10時〜17時
※入館は閉館時間の30分前まで
休    館    日毎週火曜日
料           金大人 1,200円、18歳以下 500円
主           催日本科学未来館、フジテレビジョン
お問い合わせ日本科学未来館 03-3570-9151
所    在   地東京都江東区青海2-41
【 ア ク セ ス 】
■新交通ゆりかもめ(新橋駅〜豊洲駅)
    「船の科学館駅」下車、徒歩約5分
    「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分
■東京臨海高速鉄道りんかい線(新木場駅〜大崎駅)
    「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分

日本科学未来館ホームページ  http://www.miraikan.jst.go.jp/

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