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| 東京・中目黒にあるCOW BOOKSのショップにて、ショップスペースのこだわりや本のこと、ショップの外での活動などインタビューしました。 | ||||
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| ただモノを売るだけの空間にはしたくなかったんです。この場所を訪れたことで何かを感じ、些細なことでもいいから、生活に変化が起こってくれればいいなと思っています。四方の壁をぐるっと囲む電光表示は、「メッセージを発する店」というコンセプトを反映したもの。お店からの声、という意味合いで定期的にメッセージを変えています。店内のBGMはクラシックのピアノ曲が多いですね。最近はロシア・ピアニズムとか。本を読むのにちょうどいいリラックス感をもたらしてくれ、それでいてちょっと個性のある曲をセレクトしています。内装や家具は、自分たちが使い心地良く、気持ちのいい空間となるように心がけました。最初に考えたのは真ん中にある大きなテーブル。 ここに座ると、回りをぐるりと本棚に囲まれて、図書館みたいな雰囲気なんです。本に包まれるような安心感があります。 コーヒーなども飲めるので、本をめくりながらかなり長時間寛いでいく人もいます。照明も、読みやすく疲れにくい、ちょうど目に優しい明るさを考えています。また、向かいの人と目線が合わないよう、カーテンのような役目もしているんです。顔は見えないけど手元の本は見えるように設計されています。ちなみにテーブルはオリジナルで作ったもの。実は足が鉄道のレールでできているんです。テーブルにはポストカードも用意していて、手紙が書けるようになっています。旅先から手紙を出すように気軽に利用してもらえたら嬉しいです。 |
洋書和書問わず、今読んでも新しく感じる本、時代を越えて発見と感動を与えてくれる本を選んでいきたいと思っています。主に1960年代から1970年代の古書がメインですが、古本屋という意識はありません。ジャンルも、随筆、小説、現代詩、美術、料理、紀行、児童書、雑誌など幅広くセレクトしています。自分たちが読んで、いいなと思えるもの、敬意を払えるもの、他の誰かに紹介したくなるような本は、どんどん広げていきたい。店内の本は全て、誰かしらスタッフが読んでいるので、質問にはできるだけ丁寧に答えるようにしています。お客さまから自分に合う本を選んで欲しい、というリクエストをもらうこともよくありますよ。過去に読んだ本や今の気分など、お客さまとゆっくり話し合っていくと、薦めたい本がだんだんと浮かんできます。蔵書数はだいたい2000冊くらいなんですが、たくさんありすぎると、選べなくなってしまう。自分たちが把握できるちょうどいい量だと思っています。 | |||||
| 雑貨やオリジナルグッズの販売もしています。Tシャツやジャケットなど、当初はスタッフのユニフォームとして作ったのですが、お客さまからの要望もあり、商品化しました。スタッフと同じユニフォームを着用することで、一体感というか、お店への愛着みたいなものを持ってくれたら嬉しいと思っています。オリジナルのトートバッグは、本を持ち歩くことを考えて作ったもの。生地や持ち手、ステッチなど、丈夫で使いやすいことに気を配りました。大きさも本がすっぽりと納まりやすいようになっています。木のブックエンドはランドスケーププロダクツにデザインしてもらったもので、ハンドメイドで製作しています。シンプルで使いやすいので、問い合わせも多い人気商品です。 | ||||||
| 今の時代は、携帯電話やパソコンなど便利なものがたくさん出回っていますが、本ってやっぱり未だに便利で機能的だと思うんです。これを越えるものはまだないんじゃないかと。出かけたり、電車に乗ったりしたとき、気軽にカバンに放り込んで、好きなときにパッと開くことができる。ページを飛ばしたり、やめたりもすぐできるし。また、本は読んでいる間ずっと手に触れるものだから、紙の質感やデザインなど情緒的な良さもあります。最近の人はウェブやメールなど他にも読む媒体がいろいろあるから、じっくり時間をかけて本を読むというより、空いた時間にちょこちょこ読むというスタイルが多いのではないでしょうか?だから、特にあまり本を読まない人には、聞き書きなど、さらっと読みやすい気楽な本をお薦めしています。途切れ途切れに読んでも、最後まで読めそうな本とか。でも、何か心に残るフレーズがひとつでも見つかれば、それでいいのではないでしょうか。 | ||||||
| 現在も移動本屋は続けています。また、カフェや雑貨屋さんとコラボレーションをした、「More
Cow books」として、店舗の一 角にコーナーを設けてもらっています。売ろう、というより、たまたま自分たちが楽しいからやっている、という気持ちの方が強いのですが。でもそういう気分って、お客様にも伝わるんですよね。本のセレクトは、各お店の雰囲気に合わせるというより、カウブックスらしい面白さが、お店との相乗効果になってくれればいいなと思っています。 |
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